こんにちは。きょうだいパパです。
今回は、タイトルの通り、
中学受験に向けて、小6の夏から毎朝天声人語を音読していました。
天声人語って、朝日新聞のコラムですね。
天声人語の音読は、塾の先生に勧められましたが、
息子にとってはとても効果がありました。
国語の学習の参考になりますので、ぜひご覧ください。
天声人語をプリントアウトして、毎朝音読する
小6の夏休みに入ったくらいから、
「天声人語を毎日音読しましょう。」
と塾の先生に勧められました。
具体的なやり方は、
- 天声人語を切り取り、ノートに貼る
- 親が聞きながら音読する
- わからない単語を確認し、親が教えてあげる
- 内容について、親が質問する
といった流れになります。
うちは朝日新聞を購読していませんでしたので、
インターネットで天声人語を開き、
プリントアウトしてノートに貼っていました。
(ノートに貼るのは親の仕事にしていました)
なお、天声人語は無料では読めませんので、
朝日新聞との有料契約が必要です。
詳しくはこちらの記事を参照ください。
天声人語を無料で読む方法を探したけど諦めてデジタル版を安く購読した話
だいたい2分ぐらいで読めるかなっていう物量です。
天声人語の音読中、わからない語句は親が教えてあげる
天声人語を読み進めると、当然小学生にはわからない単語が出てきます。
これを放置すると、文章の内容が全く分からなくなるので
すぐに親が教えてあげます。
いちいち子どもに調べさせることはしません。
時間短縮です。
私の方も、なんとなくイメージできるように教えてあげていましたが、
だいたい子供が読むより先回りして、ネットで調べて
回答してあげていました。
わからない語句は貼り付けたノートに印をつけて
簡単に意味を添えさせていました。
天声人語の内容確認、親からの質問タイム
読み終わると、私からいくつか質問します。
天声人語のテーマはだいたいその背景があります。
いきなり突拍子もなく、そのテーマが採用されることはありません。
例えば、2,3日前に起こった事件や
数日後に予定されている選挙や
何年か前の同じ日にあった出来事や
誰かが亡くなったとか
必ず背景があります。
まず、それについて軽くトークをします。
そもそも背景を知っているか、
話題となっている人物を知っているか、
質問と言いながら、会話することによって
天声人語の内容をより深く理解できるように
知識の補完をしてあげます。
最後に、筆者の言いたいことを息子に言わせて
終了です。
だいたい5分から10分くらいですかね。
天声人語の音読効果は侮れない
音読の効果については、こちらの記事でもお伝えした通り、
とにかく全員音読すべし!
と私は思っています。
天声人語を音読することによって、
さらに語彙力の増強と、
世の中のルール、仕組を理解でき
人間的に大きく成長できます。
正直大人が読んでも
知らなかったことが学べる天声人語です。
もちろん親のサポートは必須です。
毎日読むことを習慣にすれば、
知識、語彙力がぐんと上がり、
国語の読解問題にも落ち着いて対応できるようになります。
天声人語の言っていることはどうなの?
新聞紙、および新聞記者によっては、
主張が偏っていたりして、
ちょっと不安を感じる方もおられるかもしれません。
私は朝日新聞に特別な感情はありませんが、
天声人語って何か主義主張を訴える場所ではないと思われます。
訴えかけるものがほとんどない。
これが社説とは違うところですね。
淡々と文章が記載されている。
そこの記者の政治的思想はなにもない。
といった印象です。
ぜひ安心してお子さんに読ませてあげてください。
息子は最終的に国語を得意科目として、
安心して受験に臨めるようになりました。
参考になれば幸いです。
では。