こんにちは。きょうだいパパです。
ところで、おたくの息子さん、娘さんは国語が得意ですか?女の子よりも男の子の方が国語が苦手な子が多いように感じます。うちの息子も国語が大の苦手でした。そんな息子でも小5の時点で塾のテストの国語の偏差値を40台前半から50台中盤まで上げることができました。
小6になっても成績はキープできています。というよりそのほかの勉強方法もわかってきて、偏差値60超えることもあります。
で、最初にやる勉強法ですが、、、それは「音読」です。
「あー聞いたことあるなぁ、ていうかみんな言ってるよね」と思った人がほとんどだと思います。ですが、これはマジです。国語の本質は「音読」です。断言できます。
国語が苦手な子供には毎日必ず、教科書1ページでもいいので、音読をやらせてください。絶対に成績はあがりますから!間違いありません!!
国語の偏差値43!
息子は小4から受験塾に通い始めていましたが、定期的にある塾のテストで
「算数はそこそこなんだけど、国語がなぁ。。
毎回偏差値40台だもんなあ。どうしたもんかなぁ。。」
といった状況でした。
国語って教えるのが難しいんですよね。何がわからないのかわからない。特に小4の問題なんて、
「ここに答え書いてあるやん!なんでわからんの???」
状態でした。
とにかく親としても、このままではまずいので、いろいろ情報を集め、塾にも相談して対策を練りました。
「まずは音読を始めてみましょう。毎日やりましょう。」
という情報はいたるところで目につきました。
「音読ねえ。毎日ねえ。うちの息子には無理やろ。。」
とあまり期待はできなかったのですが、とりあえずやってみようと決め、息子に毎日音読を課しました。
音読めっちゃ嫌がるやん
めっちゃ嫌がりました。まー大変でした。
「そんなに嫌がらんでええやん。読むだけやん。」
と私のほうは内心思っていたのですが、心底嫌だったみたいです。
「まーええやん。テキスト1ページでええから。3分で終わるで。
ていうか命令や。やれ!」
と親権力発動し、無理やりやらせました。
とりあえず隣で聞いてみると
「めっちゃへたくそやん。。。なにこれ。」
たどたどしいし、読み間違えるし、区切りはおかしいし。
「なるほどな。こんなにへたくそやったらそら嫌がるわな」
と妙に納得できました。
ただ逆に、これは国語の力を伸ばせる余地は十分にあるかも、とも思いました。
ちょっと本気でやらせようと。
効果的な音読のやり方
我が家では以下のポイントを重視して音読に取り組みました。
ポイント
- 低学年の国語の教科書など簡単なものから始める
- 必ず親が一緒に聞いてあげる
- 読み間違いがないかチェックしながら聞き、都度修正させる
低学年の国語の教科書など簡単なものから始める
とにかく1分でもいいので、毎日音読する習慣をつける必要があります。
「音読しろー」「いやだー」
の言い合いをしている間に音読が終われるよう、簡単で短い文章から始めました。(教科書1ページだけとか・・・)
習慣づけることさえできれば勝ちです。
必ず親が一緒に聞いてあげる
子供に「聞いてるよ」ということを示してあげないと、子供は適当に読んでしまいます。それはとてももったいないので、必ず一緒に聞いてあげるようにしました。
読み間違いがないかチェックしながら聞き、都度修正させる
文章を一緒に追いながら聞かないといけないので、子供の隣で聞いてあげる必要があります。親は親で忙しいのでなかなか難しいのですが。。。
特に知らない語句、言い回しが出てくると、読めなかったり発音が変だったりするので、子供の語彙力確認にもなります。子供は親が思っている以上に言葉を知らないので、知らない語句や言い回しが出てきたら、用例を交えて都度教えてあげるようにしました。
国語の偏差値55!
とにかく習慣!
うちは朝起きたら計算と音読です。それが終わらないと朝ごはんがありません。
もう息をするのと同じくらい、音読する習慣をつけさせました。
最初はたどたどしかった息子も、そこそこ読めるようになり、文章量も増えていきました。
今では、
「パパ、音読するでぇ」
と当たり前のように言ってくるようになりました。
これは、習慣づけたこともありますが、実際に成績があがったことが大きいと思います。
音読を始めてから割とすぐに、国語の偏差値が50を超え、下がらなくなりました。
小5のテストではコンスタントに50台中盤、たまに60超えもありました。
私「お!国語の偏差値55もあるやん!やるやん!どしたん?」
息子「もともと国語は得意やねん!」
私「んなわけあるか!!じゃあ次は60超えお願いね~」
とこんな感じです。
息子は飄々としていますが、私はホッとしています。
「時間はかかったけど、なんとかスタートラインに立てた。。やれやれ。」
まあうちの息子でも成績上がったんやから、やっぱ音読ってすごいっすわ!!
「音読はめんどくさいけど、やらな成績落ちるからやるわ。」
と息子も成功体験を経て、納得してやっています。
音読の効果
音読の効果は、私たちが日常なにげなく使いこなしている「文章構成」を、日々体に染み込ますことができることにあると実感しています。
いわゆる
- 語彙
- 接続詞
- 助詞
といった使い方のマスターでしょうか。
毎日毎日、とにかく体に染み込ませる。
文章が速く読めるようになるし、接続詞の穴埋めも体感的にわかるようになるんですね。
文章の型を体で理解するといったイメージでしょうか。
子供は嫌がりますが、毎日続ける。
その先に未来があります。
まとめ
とにかく国語の成績が悪い子には、一にも二にも音読です。
毎日音読です。
習慣づけましょう。
小4小5なら全然間に合います。
もし息子があの時音読を始めていなければと思うと、ゾッとします。
毎日コツコツ続けることで、必ず国語力はアップします。一朝一夕ではいきませんが、あきらめず信じて親子一緒に頑張っていきましょう。
では。