算数

分数の計算を教えるのに苦労したので、あきらめた話

こんにちは。きょうだいパパです。

 

私の息子は、小3の2月から受験塾に通い始めました。

いわゆる新小4スタートと同時ですね。

 

それまでは勉強の類は学校の宿題くらいで、なにも準備していませんでした。

だって、中学受験するなんて、聞いてないもん!

 

とまあ、圧倒的に準備不足のまま、中学受験へ舵を切ったのですが、

最初の関門は分数の計算でした。

 

あたりまえですが、小3の段階でまだ学校で習っていない。。。

親子ともども、さっそくくじけそうになりました。

 

まあ、結局は「そのうちできるようになるから、分数の計算なんてできなくていいよ。

ってことなんですが、最初からつまずくと、焦りますよね。

 

ウチと同じように、いきなり分数でつまずいてしまったお子さんをお持ちの方に参考になれば。

 



息子、分数に初めて向き合う

息子は小1からそろばんに通っていたので、計算は得意!!

のはずだったんですが、いきなり分数でつまずきました。

 

息子「だって、そろばんで分数なんかやらへんもん!」

 

納得。

 

パパ「でも、学校で習ってないんなら、ほかの子もできひんのとちゃうん?」

息子「ほかの子は小1から塾行ってたり、公文行ってたりするもん!」

 

なにーっ! うちの子完全に遅れとるやん。。。

入塾の瞬間から遅れているなんて。。。

 

最初は、よそは教育熱心やな、くらいにしか思っていなかったのですが、

中学受験を見据えると、それがスタンダードなんですね。

 

(すまん、息子。。でも、計算は得意やから頑張れ!)

 

小3の冬に、息子の人生で初めての分数に向かいあいました。

 

息子、分数が意味不明であきらめる

息子「あかん。意味不明すぎる。。」

さっそく、弱音です。

 

パパ「なんでやねん!簡単やろ!!」

パパはイライラモードです。

 

小3の子には、分数の概念は理解不能のようです。

 

パパ「ほらっ、分母を2倍したら分子も2倍しないと、これが通分。」

息子「なんで2倍するん?」

パパ「分母をそろえないと、足すことできないやん。」

息子「うーーーん。無理。」

パパ「あきらめるなっ!!」

 

うーん。学校ではどうやって教えるんやろう。

まあ、分数なんてそのうちできるようになるし、しばらくケアしてあげるか。

 

と、いったん様子見することにしました。

 

息子、落ち込むので必死に励ます

私は、そのうちできるようになるから心配していませんでしたが、

当の本人は

「自分だけ、めっちゃ点数悪い。。」

という状況が、相当つらかったようです。

しかも入塾したてですし。

下手すると自信をなくしてしまうことになりかねません。

 

パパ「まあ心配するな。分数なんて、ほかの子みんなできてるんやったら

おまえもそのうちできるようになるよ。

ただの計算やから。」

 

ととにかく心配無用、問題ないということを、声掛け続けました。

 

息子の塾は、復習テストの成績で、クラスや座席が決まるので

やっぱり成績が下がるのは、悔しいようです。

 

「今が我慢の時。ほかの子は、ずっと前から頑張ってきたんやから。

そんなに簡単には追いつけないよ。でもおまえなら大丈夫。

計算は得意なんやから。」

 

と励ましました。

 

息子、分数が苦でなくなる

結局、繰り返し計算練習することで、分数はあっという間に苦ではなくなりました。

そもそも、最初に概念を教えようとしたことが間違いでした。

計算を繰り返していくうちに、勝手にできるようになりました。

 

そりゃそうですよね。

公文等では、低学年で分数を習うわけですから、

なおさら概念なんて、理解できないですよね。

でもちゃんと扱えるようになっていますし。

 

別の記事でも書きましたが、我が家では

毎日音読と、計算ドリル1ページを朝ご飯前に課しています。

また、塾の宿題でも計算は毎日出ています。

 

その積み重ねで、分数だろうが、小数だろうが、最初はつまずいても

そのうち問題なくできるようになります。

 

ただ、できなくて自信をなくしてしまうと、勉強そのものに影響してしまうので

そこだけは注意して、声かけていました。

 

今回は、分数についてのお話でしたが、計算全般でお子さんがつまずいているなぁ

と感じましたら、

毎日1ページ、計算ドリルをやる

というのを日課にしていただけると、そのうち解消されると思います。

 

計算は、算数の基礎の基礎なので、つまずくと算数嫌いが生じますから

後々めんどうなことになります。

 

自信をつけさせて、毎日コツコツ積み重ねる。

みんなができていることは、そのうちできるようになるという気持ちで

お子さんを励ましていただけたらと思います。

 

今回言いたいことは、

「計算は教えなくても大丈夫。繰り返すことで身につくので

 できると励ましつづけましょう。」

です。

 

では。



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