こんにちは。きょうだいパパです。
算数の難問にぶち当たると、解法なんて思いつかないし、考えてもわからない場合は、解答・解説をみることになります。
こんなとき、たいてい息子は
「こんなん思いつかんわー。悪問悪問」
と嘆き、捨て問として処理しています。
「悪問」がブームです。
そんなときは、「悪問ばっかりやな」とつっこみを入れときます。
難問にぶち当たったときは、解き方を丸暗記しろと息子に指示しています。
「ん?解法の丸暗記は危険ではないの?
考える力を養うべきでは?」
とのご意見があるかと思います。
算数の丸暗記問題について、整理してみました。
算数の応用力について、困っている方はぜひ参考にしてください。
算数丸暗記は悪なのか
算数の丸暗記に対する懸念点は
- 同じ問題しか解くことができない
- 切り口の違う問題に対応出来ない
- 思考力、応用力が身につかない
といったところでしょうか。
1つずつみていきます。
・同じ問題しか解くことができない
これは言い換えれば、同じ問題は解くことができるといえます。
(屁理屈。。)
・切り口の違う問題に対応できない
これはまあその通りです。
違う切り口で出されれば対応できないでしょう。
・思考力、応用力が身につかない
これは一概には言えないのではないでしょうか。
そもそも「丸暗記」という表現が誤解を招きそうですが、
難しい算数の問題の解き方を、容易に丸暗記できるでしょうか?
当然ですが、理解できないと暗記などできないのです。
なので、丸暗記しようと思えばめちゃくちゃ頭を使って考えることになります。
つまり、「丸暗記が悪」というのは、
公式を理解せず覚えること
などを指します。
理解できないと、使いこなすことができないですから。
勉強の3ステップ
勉強は次の3つのステップからなります。
- 知る
- 知ったことを使えるようになる
- 人に教えることができる
解法を暗記できれば、上の
2.使えるようになる
までたどり着いたことになります。
(理解できたということです)
あとは、
「この問題の解き方教えて」
って聞いてみて、
教えることができれば完璧です。
シンプルな話ですが、
難しい問題に出会ったら、
- 答えを丸暗記する
- しばらく後に解き方を聞く
ということを繰り返していけば
思考力、応用力も養えます。
どれだけ知識を増やして使いこなせるようにできるか
が肝心です。
頭の中に解き方ファイルがいっぱいあって、問題に対応して即座に必要なファイルを取り出すイメージですね。
子供がそのようなことを考えながら勉強することは難しいので、とりあえず、
「解き方丸暗記して」
と指示するようにしています。
理解しなさい と
暗記しなさい は
実は同じことです。
(解き方に対しては、です)
理解しなさいと言うと、一気にハードルが上がって子供が嫌がるのですが、
暗記しなさいと言うと、頑張って暗記しようとします。
実は理解しようとしているのと同じなのですけどね。
バチバチに思考力上がりますよ。
是非参考にしてください。
では。